Memory in the Blue Sky

and Today... You are here. Thank you

"あきなのひ"が予想通り語録だらけだった話

本当に皆さんと距離が近くてすごい楽しかったです 

ライブ中の秋奈さんのコメントより

 

11月9日。少し肌寒い渋谷の空のもと、約200人のファンたちが集まった。LOFT9 Shibuya、ここが声優の秋奈初となるバースデーイベント「"あきなのひ"/秋奈 fa(n)mily meeting」の会場であった。

あきなのひ会場写真

案内


 

 

※"あきなのひ"について出来事等をだらだら綴っていきます。センター街のマックでオタクが3人顔を突き合わせて内容を振り返りましたが間違っているところもありますので悪しからずお願いします。

※喋った部分は勝手に色分けしてますが本人のカラーというわけではないのでご了承を。

 

 


番号順に入場してゆくファンたち。男女比は約92:8くらいだろうか。限定Tシャツを購入した人は約160名くらいのようだ。会場に設置された座席は自由席で満員。当日券が出ないほどの賑わいぶりだ。下手前方は関係者席となっていて、ナナシスで秋奈さんと共演している道井悠(みちいはるか)さんも来ていたようだ。

 

道井悠さんのTwitter 

 

 会場内に入ると秋奈さんがCVを勤めるKARAKURIの「B.A.A.B.」が開演前BGMとして流れていた。そこへいきなり秋奈さんのアナウンスが流れ込んでくる。

「本日は"あきなのひ"
……
ご理解、ごきょうりょっ……ご協力をお願いします。」

恐らく収録なのだろうがあえてNGを使用するあたり、なんとなくファンの神経が見透かされている気がする。

その後流れ出したのは同じくKARAKURIの「AMATERRAS」。観客からは感嘆の声が上がる。(やはりナナシスの支配人が多いようだ。)

(※ 更に次に流れたのは恐らくmoumoonの"Love is Everywhere"です。他にも数曲流れていましたが聞き取れなかったのでわかる方がいれば教えてください)

 

しばらくして
「本日は"あきなのひ"……」
と、もう一度諸注意が流れるのかと思わせておいて
「……はーい、というわけでそろそろ開演となってまいりました!皆様楽しむ準備はいいですか?」
と不意打ちっぷり。開演前から楽しいイベントになることを予感させる。勿論ここで終わる秋奈さんではない。

「というわけでかいじょっ……開演までしばらくお待ちください。ばいばーい

かわいい最高である。ファンのことをよくわかっている。

 

ピアノの伴奏とともにステージ上に上がった秋奈さんが最初に歌った曲はナットキングコール原曲の「L-O-V-E」。曲の途中でも、手に持ったお水をどこに置いたらいいかとおどけて見せたり、歌詞に合わせて"Two"のところでピースサインをしてみたりと最初からサービス精神豊富の滑り出しであった。

小学生の頃にCMで聞いていいな、と思っていたというこの曲。なんとその場でアカペラでCMバージョンを披露した。一生ついていきます。

www.youtube.com 恐らくこのCMのこと。

 

お兄さんとトークの練習をしたにも関わらずその練習すら最初から喋れてなかったというエピソードを挟みつつ「後半は精神をえぐるので最初はしっとりと行きます」との紹介で続いたのはBackstreet Boys原曲の「I Want It That Way」。ピアノバラードバージョンのこの曲をしっとりと歌い上げた。

 

「つぎに歌う曲はアネッサっていう……」といいながら人差し指と親指をだすとそれを見つめたままフリーズ。どうやら"日焼け止め"というフレーズを思い出そうと指の間にある物体のイメージを見つめていたようだ。


次の楽曲はmoumoonの「SunShine Girl」。ファンにクラップを促しつつ歌いおえると、
「つぎに歌う曲は皆さんご存知の曲だと思うんですが、わかりますか?はい、(前列にいる男性を指し示して)おにいさん
という無茶ぶり。男性が何か答えると……
「うーんと、失格です!
と発言し、会場は爆笑の渦に。慈悲はない。さらに、
「じゃあお姉さん。……わからない?失格です。」

無慈悲な指名制クイズの答えはあんしんぱぱ原曲の「はじめてのチュウ*1 一度曲がフェードアウトするところで自然に拍手が起こると
「まだだよ♪」
などと挟みつつ、かわいらしく歌い終えた。

 次の曲はTWICE原曲の「BDZ」(bulldozer) 多分コールありますよね、不勉強でした*2 原曲を知らないファンも引き込まれてしまった。

 

「ここからは素敵なゲストをお招きしています、みなさんで〇〇〇〇さんと呼びましょうか!」との前振りでファンに呼ばれて表れたのは今回のゲスト高井舞香さん。その手には誕生日ケーキが!ファン一同で「Happy Birthday To You」を送ると見えないろうそくの火を消す秋奈さん。

登場した高井さんはナナシス4thライブ以来だというツインテール姿。耳には秋奈さん作成だというピアス。
秋奈「さらにこれ(髪飾りを指して)も自分で作りました!」
高井「そうなんだ、かわいいー!」
秋奈「あ、でも、これ(ネックレスを指して)は……メルカリです。」
高井「言ってはいけないことを言わせた気がする」

と、ゲストが来たことによって秋奈ワールドが全開に。

秋奈「で、お互いの第一印象について話すって台本に書いてあるんですけど、舞香さんはほわほわした天使みたいだったんですけど」
高井「天使だったけど!?」
秋奈「舞香さんのイベントに出場させてもらったときに、なんというか語彙力無いんですけどすごくて……」(オタク並みの語彙力)

秋奈「舞香さん(のイベント)は起承転結なんですけど、私は起起起結で、本当にバイタリティがあって……」
高井「めっちゃ語彙力あるじゃん!」

ちなみに初対面は(恐らくナナシスの)収録の時にマウスプロモーションの事務所の前で会ったときだそう。その時秋奈さんは母親からの迎えを待ち、高井さんはこれから夜行バスで地元に帰る前だったという。

話はナナシスのライブについてに。秋奈さんはライブのティザー映像で自分のシーンになると「ううっ」という顔になるがその後のCi+LUSになると癒されると暴露。そして同じ話をCi+LUSの田中美海にしたところその逆でCi+LUSになるとしかめっ面になるそう。

さらにナナシスライブの打ち上げのビンゴの話に。ビンゴをあてたまりあんぬ(長縄まりあ)に対し山下まみ(いきなりの呼び捨て)が『ディズニーチケット!』と叫んでいたので対抗して『Switch!』と叫んだ」という。結果、まりあんぬはNindendo Switchをゲット。持っているからと秋奈さんにプレゼントしたという。

(ちなみに秋奈さん、まりあんぬの真似をちょっとしてた。かわいい。)

さらに、ビンゴにあたった高井さんが挨拶をしに壇上に上がった際、マイクを前歯にクリティカルヒットした話も。その時の様子を秋奈さんは

『中笑い』

と辛口評価。

 

そして思い出話に花を咲かせていると突然
秋奈「……ということもありましたけど次に…」
なぜか唐突に締め出す。なにが起こったかさっぱりだったぜ。

 秋奈さんはお色直しのためにいったん退席し、高井さんのコーナーに。
秋奈「……じゃあ、私はいなくなります

 バトンタッチした高井さんは距離が近くて(イベントに来てくれて) 知ってる人を何人か見つけた、とトークを挟みながらオリジナル曲の「Up and Downな僕たちは」と「Landescape!」の2曲を披露。

www.youtube.com

Landescape!ではギターなどのソロパートのかわりに「おめでとう!」と裏にいる秋奈さんに聞こえるようにみんなで叫ぶことに。たった2曲のみの披露であったが高井さんの魅力が伝わってくる歌唱であった。

 

高井さんの時と同じようにファンが「秋奈さーん」と呼ぶとひょっこり登場。次は2人でみんなの知ってる歌を歌うという。
秋奈「はい、なんだと思いますか?」
と再びの無茶ぶり。指名されたファンが「パス!」というとまたまた……
秋奈「失格です!

正解の曲は秋奈さんも高井さんも高校のころカバーしたことがあるという「けいおん!」の「Don't say "lazy"」。思わぬ楽曲に会場のボルテージは最高潮に。

秋奈「(ファンの顔を見て)なんか、すごい嬉しそうですね」
高井「今回はお客さんをいじってく感じなの!?」
秋奈「私ひとりじゃ手に負えないので……」

 

次のコーナーはトークイベントらしく「利きお茶コーナー」。味覚の繊細さに自信のある秋奈さんがまず、6種類くらい用意された綾鷹伊右衛門、おーいお茶などを当てに。

高井「じゃあ当てる用に(それぞれのお茶をコップに)用意しよう」
秋奈「はーい」
高井「それ、混ぜてない?? ……混ぜたやつはあとで秋奈ちゃんが美味しくいただきます」

と、始める前からのグダグダっぷり。後ろを向いた秋奈さんに手渡されたのは「綾鷹」。「こんな簡単でいいんですか?」と自信満々に候補に出したのは伊右衛門」と「おーいお茶」。というわけで惜しくも無く不正解。客席(スタッフ?)からは「失格!」と言われて返されてしまう。

続いてはあまり自信がないという高井さんがお茶当てに挑戦。

高井「うーん、このお茶じゃなさそう」
秋奈「そうですね

と華麗に墓穴を掘る。そのあとは高井さんが何か言ってもじっと見つめるだけで無言の秋奈さん。おい、トークイベントはどうした。高井さんが違うもので迷っているとついにニヤニヤが隠し切れずステージ後方へ逃走。怪訝に思って高井さんが振り返るとクルクル回って誤魔化す始末。こーいうのでいいんだよ。

次は事前に回収しておいた質問カードからいくつか回答。24歳の抱負として「たくさん曲作りに挑戦して披露したい」とのこと。また、どうしたら歌が上手くなるか、という質問については「父親がスカウトされるくらい上手くてよく聞いてたから……」との回答。高井さんがすかさず「うまい曲をたくさん聞けば上達できるかもね!」とナイスフォロー。これ高井舞香さんいなかったら収拾ついてないぞ。さらに高井さんに「CMソングよく知ってるね」と振られるとマイクを持たずに返答。次のコーナーに移る際には「舞香さんには退場してもらって……」。。。スタッフが間違えて譜面台を持ってきたときには「これは……Go Awayです」。。。

 

次に披露されることになったのは秋奈さんのオリジナル曲となる「そわそわ」。今回のイベントのために3曲程度用意する予定だったものの時間等の都合で今回は1曲の披露。この曲は中学生ごろにはメロディーが出来ていて(歌詞も一応あったものの中二病全開だったらしい。)いつか披露したかったという。歌詞の内容はつらいことがあっても前向きに生きていこう、というようなメッセージが込められていたようだ。

 

そしてイベントはエンディングに。今回のイベントの申し込みは予想よりも多かったようでそれを知ったときは新喜劇のようにひっくり返った、今回のイベントはお客さんとの距離が近かったこと、今度はなるべくトーク無しでオリジナル曲やカバーなんかカバーしたりするイベントがしたいといったことを話していた。

秋奈「後ろの方も見えてますよ~こんにちは~(手を振る)。……あ、2人くらいしか振ってない

イベントの最後として記念撮影をすることに。スタッフに持ってきてもらったカメラは秋奈さんの私物のようですがどうやら単焦点レンズの85mm*3がついていたようでステージ上の秋奈さんと集合写真をみんなでとるのは難しいとの判断。そこで秋奈さんは自ら客席の間に入ってゆき、なるべく全体で撮れるように調整。ステージに戻り締めのあいさつをすると思いきや、「あ、舞香さんもいれて写真撮ろう」と今度は高井さんも含め客席の間に。

「今後とも皆さん一丸となってご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」とやたらと格式ばった挨拶を終え、締めは前代未聞の

がんばるぞ、がんばるぞ、『えいえいおー』!

との言葉でもって"あきなのひ"/秋奈 fa(n)mily meetingは終了した。

高井「この後はどうするの?」
秋奈「この後は私がお辞儀をして帰ります。

 

かくして、この神イベントは幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

で、済むと思っているのか

 

なんと終了後秋奈さんがお見送りをしたいということで急遽流れでハイタッチ会が開催されたのだ!最後の最後までサービス精神を忘れない秋奈さん。ファンは満足そうな表情をして渋谷の街角を去っていった。

 

 


 

※このサイトはナナシスに関することを備忘録的にまとめる感じでしたが、今回は"ほんの若干"関係しているということにして勢いで書いてます。

※何が言いたかったっていうと最高だったし、神イベだったし、秋奈さんはいつも通りだったし、歌うまいし、高井さんは上手くまとめてくれるし本当に最高だったってことです。

 

 

文責: Lunru

協力: チーフ
    たけなか

 


 

 イベント概要

"あきなのひ" / 秋奈 fa(n)mily meeting

うたったり。トークをしたり。
自分の好きなことをたくさん詰め込んで!
もちろん、来てくれた人にもめいっぱいたのしんでもらえて、たのしかったよーって いってもらえるような
そんな日にします!

引用元: https://t.livepocket.jp/e/akina_bd

日時 11月9日(土) 開場13:00 開演14:00

会場 LOFT9 Shibuya

前売りチケット\3,800 優先入場券&限定Tシャツ付きチケット \6,800

+ドリンク代\600

 

 

 

セットリスト

  1. L-O-V-E (Original: Nat King Cole)
  2. I Want It That Way (Original: Backstreet Boys)
  3. SunShine Girl (Original; moumoon)
  4. はじめてのチュウ (Original: あんしんパパ)
  5. BDZ (Original: TWICE)
  6. 高井舞香さんと台本に書いてある話題トーク
  7. Up and Downな僕たちは (高井舞香 on stage)
  8. Landescape!
  9. Don't say "lazy" (コラボ曲/ Original: 桜高軽音部)
  10. 利きお茶コーナー
  11. 質問コーナー
  12. そわそわ (新曲)
  13. エンディング/記念撮影/えいえいおー!

*1:井澤詩織・吉岡麻耶の#オタク欲求開放中!のカラオケ回にて披露したことがあったとはいえ難問過ぎる

*2:そもそも論TWICEはコールあるか存じ上げないです。同じ韓流のiKONとかが結構掛け声あるんで勝手にあると思ってます。

*3:数値が大きいほどズームされているようなものでスマホでは大体30mmくらいらしい